センバツ 大分舞鶴マネジャーがグローブ形お守り贈る /大分
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する大分舞鶴のマネジャーが10日、グローブ形をした手作りのお守りを選手に贈った。選手らは「励みになる」とうれしそうにして受け取り、早速、かばんに付けた。保護者会も選手の名前入りのハンカチタオルを作り、団結を誓った。 お守りは赤ちゃんの拳ほどの大きさで、茶色や紺などの生地をグローブの形に切り、5人のマネジャーが手で一針一針縫った。大西沙希さん(2年)は「選手一人一人のグローブの色を再現したお守りです。粘りの大分舞鶴を見せてほしい」。工藤里菜さん(同)は「現地でもいつも通りサポートします。甲子園のマネジャーにしてくれてありがとう」と笑顔で語った。 マネジャーは大会のたびにボールやおにぎり形のお守りを作ってきた。若杉琉慧(りゅうけい)投手(同)は「お守りが増えるのもうれしい。近くで支えてくれるマネジャーにしっかり結果で返したい」と誓った。 ◇ハンカチタオルで保護者会も一体感 ハンカチタオルは「舞鶴魂」と記され、保護者会は同じ物を持ち、甲子園で応援する。甲斐浩司・保護者会長は「選手と一体感を持とうとハンカチタオルを作りました。みんなで頑張ります」と話した。【辻本知大】