【侍ジャパン】才木浩人が5回2安打5K2失点の力投 2ラン浴びるもリード守り切る 打線は辰己、森下にタイムリーなど1回3得点
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 日本ーベネズエラ(22日・東京ドーム) スーパーラウンド2戦目、ベネズエラ戦の先発マウンドに上がった才木浩人(26、阪神)は5回88球を投げ抜き2安打5K2失点の力投で降板。2番手・井上温大(23、巨人)にマウンドを繋いだ。 第2戦の相手はグループAを1位通過したベネズエラ。先発の才木は今季レギュラーシーズン25試合に登板し13勝3敗、防御率1.83をマーク。前回登板となった16日、台湾戦(台北ドーム)では6回途中3安打無失点の好投を披露した。 立ち上がりは先頭のA.アマリスタ(35)を152㎞の直球で空振り三振。2番・C.J.ペレス(28)に死球を与え出塁を許すも3番・H.ロドリゲス(30)、4番・C.E.ペレス(34)から二者連続で空振り三振を奪い無失点に抑えた。 打線はその裏、ベネズエラの先発・R.ピント(30)に対し好機を作ると3番・辰己涼介(27、楽天)、4番・森下翔太(24、阪神)に連続タイムリーが飛び出すなど3点の先制に成功。 3点の援護をもらった才木は2イニング目、この回先頭の5番・R.フローレス(32)に四球を与え走者を背負うと1死一塁から7番・A.レイエス(29)に投じた2球目、ストレートを捉えられると打球はバックスクリーン左へ。2ラン本塁打となり1点差に詰め寄られた。 1点リードに変わり3回表は2死走者無しから3番・ロドリゲスに右二塁打を放たれ得点圏に走者を背負うも続く4番・C.E.ペレスに10球粘られた末、右飛に打ち取り無失点に凌いだ。 そのまま4回、5回のマウンドはベネズエラ打線を三者凡退に抑える好投。リードを守り才木は降板、6回からは井上が登板となった。