【RIZIN】YA-MANが強豪ダウトベックに惜敗、打ち合い上等もタックルに苦戦
RIZIN FIGHTING FEDERATION RIZIN DECADE 『RIZIN.49』 2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ ▼第8試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg) ●YA-MAN(TARGET SHIBUYA) 判定0-3 〇カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai) 【フォト】互いのパンチの激闘!ダウトベックは流血も YA-MANはキックボクシング、OFGマッチ、MMAの3刀流ファイター。RISE OFGM -65kg級王者であり、前戦はRIZIN MMA フェザー級(-66kg)戦で、鈴木博昭に一撃失神KO勝利を収めるなど、活躍中だ。 対するダウトベックは09年からボクシングを始め、2年で全国大会優勝。15年にMMAへ転向し、18年にはRIZINで朝倉未来と対戦し判定負け。今年6月、6年ぶりにRIZIN参戦を果たすと関鉄矢を初回KO。9月は木下カラテを左ストレートで倒し7戦連続で初回KOとなった。 1R、YA-MANが右ストレートで先制、サウスポーのダウトベックは右ジャブを突き、近距離でアッパーを繰り出す。YA-MANはダウトベックの左フックを被弾するが、アグレッシブに攻め、左右フックを当て返す。ダウトベックはタックルからテイクダウンに成功。ダウトベックは上からコツコツパウンド放つが、次の展開は作れず、ブレイク。ダウトベックの左フックを被弾したYA-MANだが、パンチで打ち合いへ。ダウトベックは再度テイクダウンし、サイドへ回った。 2R、圧をかけるYA-MANは左フックで飛び込むが、ダウトベックも下がらされずにカウンターフック。ダウトベックはタックルからテイクダウンに成功、それでもYA-MANが立ち上がり、スタンドへ。再度タックルを仕掛けるダウトベックは、コーナー際で組み付きテイクダウンを迫る。離れるYA-MANは、ガードを下げながら圧をかけ、終盤には右ハイを放つ。 ダウトベックの出血にドクターチェックが入るが、3Rがスタート。YA-MANはセコンドからの指示でローから入る。YA-MANが強引に近距離に持ち込み、左右フックを当てるが、ダウトベックは打ち合いには付き合わず。冷静にタックルからテイクダウンへ、上を取ってパウンドを打つが、猪木アリ状態からYA-MANは立つ。それでもダウトベックが胴タックルへ、コーナー際から立ち上がろうとするYA-MANだが、ダウトベックは上から押さえ続ける。ブレイク後、残り50秒、ダウトベックはパンチには付き合わず、組み付く展開を繰り返した。 判定はジャッジ3者ともダウトベックを支持。ダウトベックがYA-MANを総合力で撃破した。