お金が貯まる人は何が違うのか 元メガバンク支店長が教える金持ちが“スマホの情報”ばかりに頼らないワケ
――す、すみません。ついお金持ちになりたくて……。 菅井:いいんですよ。「わからないことがあります」と聞ける人は強いんです。私の本『一生お金に困らない!新お金が貯まるのは、どっち!?』にも書きましたが、実は知識よりも大切なのが、聞く力と、「コミュニケーション能力」です。基本的には誰かが「困っていること」を解決するビジネスが成功するんです。好きなことを仕事にすると成功するという人もいますが、その好きなことが誰かが困っていることを解決するものでなければビジネスにはなりません。そのあたりは次回にお話ししますね。 次回の「教えて! 菅井さん」最終回のテーマは、「これから安心して生きるために」です。 (構成/AERA dot.編集部・大崎百紀) 菅井敏之(すがい・としゆき)/1960年、山形県生まれ。学習院大学卒業後に、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。東京と横浜で支店長を務め、25年間銀行マン。48歳で早期退職。現在は10棟のアパート経営で年間7,000万円の不動産収入を得ている。また、人気講師として全国で講演やセミナーを行っている。現在は帝国ホテル内でお金に関する相談を受けている。著書に「お金が貯まるのはどっち!?」(アスコム)など。お金の専門家・菅井敏之公式サイト「お金が貯まるのは、どっち!?」(https://www.toshiyukisugai.jp/)
大崎百紀