ついに新型トヨタ ランドクルーザー250シリーズが日本発売開始! 価格は500万円台から
価格は520万円から
インテリアは、悪路でもクルマの姿勢を捉えやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。高さを抑えた造形が乗員への圧迫感を軽減する。 キャビンは3列シート7人乗りと2列シート5人乗りのふたつのタイプを設定。前者は運転席の着座位置を後方に移動しつつ、2列目と3列目シートの配置位置の見直しを実施。951mmの前後カップルディスタンスを確保した。さらにスイッチ操作で自動的に格納する5:5分割フロア格納サードシートやバックドアガラスハッチなども採用する。 パワートレインは2種類で、2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+Direct Shift-8ATおよび2.7Lガソリンエンジン+6 Super ECT。前者は最大トルク500Nm(51kgf・m)をエンジン回転数1600~2800rpmで発生させることで、低回転からのトルクフルな走行とクルマを操る楽しさを実現。燃費性能はWLTCモードで11.0km/Lを達成した。DPRや尿素SCRシステムの採用により、窒素酸化物(NOx)を大幅低減し、排出ガス規制の基準「平成30年排出ガス規制」にも適応する。後者は最高出力120kW(163ps)、最大トルク246Nm(25.1kgf・m)を発揮する自然吸気エンジンを搭載。発進~低速走行シーンでのスムーズさと下り坂での高い車速コントロール性を追求したという。燃費性能は、Dual VVT-i(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)の採用や高圧縮比などにより、WLTCモードで7.5km/Lだ。 いずれも、センターディファレンシャルにトルセンLSDを備えたフルタイム4WDによって余すことなく四輪に伝達する。電動リヤデフロックが悪路での力強い走破性を発揮するとともに、前後駆動力配分の自由度を拡大し、より卓越した走行安定性を実現した。 足まわりはハイマウント・ダブルウィッシュボーン式(フロント)とトレーリングリンク車軸式(リヤ)のサスペンションを採用。前後のサスペンションジオメトリーを最適化。悪路走破性の指標となる優れたホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)を確保した。 運転支援装備は予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に採用。「プリクラッシュセーフティ」は、車両、歩行者、自転車運転者に自動二輪車(昼)をくわえ検知範囲を拡張し、衝突回避または被害軽減に寄与する。 さらに一部グレードには高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の機能「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」を設定。自動車専用道路での運転において、渋滞時(0km/h~約40km/h)レーダークルーズコントロール及びレーントレーシングアシストの作動中に、ドライバーが前を向いているなど一定の条件を満たすとシステムが作動。ハンズオフ運転を可能とする。 新型"250"シリーズ価格は以下のとおり。 ディーゼルエンジン車 ZX(7人乗り)735万円 VX(7人乗り)630万円 GX(5人乗り)520万円 ガソリンエンジン車 VX(7人乗り)545万円