<IFA>Kanto Audio、HDMI ARC対応のアクティブスピーカー「REN」。5色展開、豊富な接続端子
ドイツ・ベルリンで開幕した世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2024」。オーディオ製品が集うエリアでは、カナダのオーディオブランド “Kanto Audio” がブース出展。今後発売する製品として、HDMI端子を備え、ARCにも対応したアクティブスピーカー「REN」を展示していた。11月の発売を予定しており、価格は599ドル(ペア)。 HDMIを搭載し、テレビと直接つなげられる。ほかにも豊富な接続端子を装備している Kanto Audioは、2007年に設立された、カナダ・バンクーバーが拠点のオーディオブランド。2024年1月より、完実電気が日本での輸入代理店業務を行っている。 RENは、1インチシルクドームトゥイーターと、5.25インチアルミニウムウーファーを搭載した、ブックシェルフ型のアクティブスピーカー。片側100WのクラスDアンプを搭載しているほか、声の帯域を明瞭化する「ボーカルブースト」、大音量の音響効果を抑える「ナイトモード」など、DSPテクノロジーを用いた2つのサウンドモードを搭載する。 上記の通り、接続端子として、ARC対応のHDMI端子を搭載。ブースではテレビと接続し、迫力のある映画音響を再生するデモを実施していた。ほかにも、Bluetooth ver.5.3によるワイヤレス接続(コーデックはSBC /AACをサポート)と、最大96kHz /24bit入力に対応するUSB Type-C、および光デジタル端子を搭載。RCAライン入力と3.5mmジャックも備えており、接続する機器を選ばずに利用できるとアピールしている。 外形寸法は178W×277H×215Dmm、カラーバリエーションはMatte Black/Matte Grey/Matte Orange/Matte Blue/Matte Whiteの計5色を用意する。
編集部:松永達矢