史上初快挙の銅、フェンシング女子フルーレ団体が会見 五輪メダルに宮脇は「世界で一番重い３００グラム」
パリ五輪・フェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲得した上野優佳（エア・ウォーター）、宮脇花輪（三菱電機）、東晟良（共同カイテック）、菊池小巻（セガサミー）の４人が２日、一夜明け会見に出席した。 【写真】涙を流しながら抱き合うフェンシング女子日本代表 快挙から一夜明けて、宮脇は「オリンピックは本当に特別な舞台。知っている人全員から連絡が来るぐらい、みんなが祝福してくれて、心がいっぱいになった」と明かし、フェンシング女子初の五輪でのメダル獲得に「まずは大きな一歩が前進できた」と話した。 表彰式で銅メダルを首にかけられた感想も問われ「重いメダルで３～４００グラムありそうだなという感じだが、これまでの競技人生２２年間の思いが詰まったメダルだったので、世界で一番重い３００グラムだなと実感した」と感慨深げに語っていた。 同競技は１チームで計９セットを行い、ポイントを競う。日本は準決勝では世界１位のイタリアに３９－４５で敗戦して３位決定戦に回った。 ３位決定戦は世界ランキング４位の日本が同６位のカナダと対戦。３３－３２と１点リードを守り切り、銅メダルを獲得。フェンシング女子初のメダル獲得となった。
