「大勢は12回延長の時だけ」CSファイナル最終戦・巨人の継投プラン 巨人・杉内コーチが明かす舞台裏
◇プロ野球セ・リーグ CSファイナルステージ第6戦 DeNA 3-2 巨人(21日、東京ドーム) 【画像】8回からマウンドにあがった巨人・菅野智之投手 CSファイナルステージ最終戦に敗れ、日本シリーズ進出とはならなかった巨人。試合後に杉内俊哉投手チーフコーチがインタビューに応え、継投策などについて明かしました。 第1戦ぶり中4日で先発のマウンドにあがった戸郷翔征投手は、最速151キロのストレートなども交え、4回まで無失点の好投。戸郷投手のピッチングに関して杉内コーチは「初回から気持ちが入ってましたね。中4日であんなに力入れて投げてもらって本当に…勝ちたかったでしょうけどね。これが野球なので仕方ないですね」とコメント。 さらに8回からの起用となった菅野智之投手に関しては「元々8回・9回行かそうって決めてたんで」と明かします。クローザーを担うことの多い大勢投手は18日の試合から3連投中であり「大勢は4連投になるんでね。大勢は“12回延長の時だけのみ”と本人にも伝えてたので、トモ(菅野投手)でいって負けたら仕方ないなと思っていた」と継投プランについて明かしました。 試合後には「すみませんでした」と謝罪を口にしていたという菅野投手。杉内コーチは菅野投手で負けたら仕方がないと腹をくくっていたという思いを明かしました。その上で杉内コーチは「選手のおかげで僕自身すごくいい経験をさせてもらえましたし、感謝しかないです」と感謝を口にしました。