長机&コンセント供給に記者大歓喜! 光る広報の気遣いと変わり始めた報道陣、NHK紅白歌合戦2024取材の裏側
2日目:12月29日
2日目は9時45分頃から受付がスタートし、21時終了予定とかなりの長丁場です。 トップバッターを飾ったのは白組初出場のこっちのけんとさん。リハーサルから迫力いっぱいの歌唱とダンスを見せるなど、終始楽しそうな様子が印象的でした。 この日はこっちのけんとさんのほか、Omoinotake、三山ひろしさん、LE SSERAFIM、Mrs. GREEN APPLE、TOMORROW X TOGETHER、BE:FIRST、Superfly、坂本冬美さん、Da-iCE、JO1、石川さゆりさん、ILLIT、純烈、山内惠介さん、TWICE、南こうせつさん/イルカさん、緑黄色社会、Creepy Nutsの19組が登場。 リハーサル最多19組の取材となることもあり、記者は初日から比べると倍増しています。 記者の間で注目が高かったのは、初出場の「Number_i」で、「うわ~Number_iリハ公開なしかぁ」「一番注目してたんですけどね」と残念がる声も聞かれました。 2日目も初日と同様、リハーサルの進行状況やコメント取材の開始時間目安などが逐次伝えられていたほか、複数人のアーティストの場合は、立ち位置とアーティストの名前(読み仮名)が貼りだされていきます。 コメント取材に関してはまずNHKの広報広報担当者から「○○さんです!」とアーティスト名が紹介されたのちにご本人が登場。スチール撮影を経て質問という形式になるため、中継映像を元に記事を執筆する一般メディアチームは、スチール撮影のタイミングでメンバー名が貼りだされるボードに駆け寄りメモをして席に戻るという流れを取るのが主流でした。 またスチール撮影のタイミングでは中継スタジオにいるNHK広報のスタッフから「並び順をご紹介させていただきます。左から○○さん、○○さん、以上です」と言った形で口頭での並び順紹介も入るので、それも大変ありがたかったです。 この日はリハーサルスタートからほぼノンストップでスケジュールが進行していきましたが、14時22分時点で「15分の巻き(スケジュールよりも早く進行している)」との情報が入り、昼食休憩はできないと判断。栄養ドリンクを補給して後半戦に備えました。 また、同日は韓国・務安国際空港にて、航空機が爆発炎上する事故が発生したこともあり、会場にいる記者が紅白取材と同時進行で同事故の記事に対応している姿も見られたほか、「TWICE」「LE SSERAFIM」「ILLIT」「TOMORROW X TOGETHER」など多国籍グループの出場について心配する声も上がっていました。 さらに大幅な「巻き」の中、TWICEのリハーサルが押しているとの情報が入り、当初予定されていた順番を変更して、南こうせつさん/イルカさんのコメント取材を先に行うとのイレギュラー対応も。その後公開されたTWICEのリハーサル映像では、音響トラブルが発生していたような様子が見られましたが、メンバーは落ち着いてマイクやイヤーモニターを確認していたほか、JIHYOさんはイヤーモニターを外してアカペラでの歌唱を披露するなど、堂々とした様子が見られました。 そして最後のCreepy Nutsはリハーサル映像の公開こそなかったものの、コメント取材では笑顔を見せてサービストークする場面も多く、大いに盛り上がった2日目となりました。