自民総裁選、今何してるの?素朴な質問に元自民党衆院議員・豊田真由子氏が答えます!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年8月2日に公開された動画のテーマは「豊田さんに訊く!自民総裁選 各陣営の思惑!」 ゲストに元衆議院議員の豊田真由子氏をお迎えし、自民党総裁選の裏側などを伺います。総裁選は来月なのに、まだ誰も立候補をしないのはなぜ?若手議員が名前に挙がるのはブラフないの?など、素朴な疑問に丁寧に解説していただきました。 【このトピックのポイント】 ・自民党総裁選の選管メンバー、どんな役割? ・キングメーカー、「顔を変える」総裁選のあれこれを教えて! ・総裁選を超えて、自民党はどうなる?
総裁選に向けて選挙管理委員会のメンバーが決まりました。期数などさまざまな議員が選ばれています。 総裁選のやり方の細かいところを決めるのが選管メンバーの役割のひとつですが、もうひとつ大きな特徴があります。 豊田真由子氏「ポイントは、総裁選の選管のメンバーになると、候補者の推薦人になれないんですよ」 推薦人の数がぎりぎりな陣営にとっては、選管にメンバーを取られてしまうと、影響があります。今までは派閥があったため、派閥単位でバランスよく選管メンバーを出していましたが…… 豊田氏「形だけ……っていうと怒られちゃうけど、派閥がなくなることになったので」 今回の選管メンバーは、衆院比例の8ブロックと参議院議員から、バランスを取ったメンバー選出になったと説明します。メンバー選出にあたっては、自民党の森山総務会長も、「首相が中心になって、非常にバランス良く選んでいる」と説明しているとのことです。 MC伊藤由佳莉「地域、期数、元派閥もバラバラということですが、気になるのは岸田派がいないところ、豊田さん、どんな印象ですか?」 豊田氏は「すんごいどろどろの思惑があるのかもしれないけれど、とりあえず説明はつく形ではある」と説明します。 豊田氏「バランスを一生懸命取るようにしたんだろうなあ、でも岸田派いないよね、という感じはしますよね。ただまあ、推薦人どうこうをそこまで気にする……」 細かく見ていくと、メンバーが安倍派、谷垣グループが3人ずつとなっていて、昔の派閥の構成人数に比例して、按分しているかというとそうでもないのが気にはなる、とコメントします。 豊田氏「ただね。選管メンバーが総裁選を動かすとか、勝ち負けに影響を与える動きをするわけではないので。総裁選でどうするかはそれぞれ」 告示日を決める時に、知名度が低い方にとっては、告示日を早めてもらったほうが選挙期間が長くなるよねということを言われる場合もある……ということも付け加えました。