ペットショップで売れ残っていた大きな猫をお迎え。精神的に苦しい時期を乗り越える支えに
徐々に家族に馴染んでいった
「今から思えば、どうってことないのに(笑)。大粒の涙を、そぼろの頭に落として泣きました」 悩みながらも、soraさんは猫じゃらしで遊んだり、一緒に隠れんぼをしたりと、たくさんスキンシップ。優しく話しかけもし、そぼろくんとの距離を縮めました。 すると、関係性に変化が。おやつの時間にお手とおかわりを教えていたところ、そぼろくんは2日でマスター。その得意技を通して、一瞬触れるようになったのです。 そんなふうに、ゆっくり家族に馴染んでいったそぼろくんは、やがて、一緒に眠ってくれるように。 「腕に頭を乗せてくれるので、私は両腕で身体を包み込み、頭をにおって寝ます。その時間が、とても幸せ。ニヤニヤしてしまいます」
自己主張に大きな喜びを感じる
手を触ると怒るところや膝に乗らないところ、抱っことブラッシングが嫌いなところ、神経質な性格など、変わらない“らしい部分”がある一方で見られるようになった、変わった部分。 「遊んで!」と自己主張したり、注意を引きたい時に頭で押してアピールしてきたりと、心を許してくれたからこそ見られた行動があることにsoraさんは、大きな喜びを感じています。 また、そぼろくんはsoraさんの旦那さんとも信頼関係が築けてきたよう。実は、そぼろくん、旦那さんが苦手で目の前を通ると、足を叩いていたのだとか。 「最近になってやっと、撫でてもシャーって言わなくなって、パパの横にある席で寝ています。長い時間がかかりましたが、パパはとても喜んでいます」
弟分から猫との遊び方や人への甘え方を学習中!
現在、そぼろくんは「わんわん」くんという弟分と共に家猫ライフを満喫中。わんわんくんは2021年に譲渡会で出会い、お迎えした子です。 迎えた初日から人間のベッドで眠るほど人馴れしていた、わんわんくんはそぼろくんと真逆な性格。わんわんくんと関わる中で、そぼろくんは少しずつ猫との遊び方を学び、最近では追いかけっこをして遊ぶ姿が見られるようになりました。