富山県庁前公園、噴水再び 水源被災、復旧
●イチョウ、青空に映え 能登半島地震で水源の井戸が土砂に埋まり、動いていなかった富山県庁前公園の大噴水が25日、今年初めて水を上げた。青空や黄色いイチョウを背景に映える水柱の風景を市民らがカメラに収めた。 管理する県が別の井戸を掘り、水源を確保した。大噴水の噴出は例年4~11月に行われており、今年は12月6日まで試験的に実施し、来年4月に再開する。11月は毎日午前10時~午後8時、12月は悪天候を除き平日午前11時~午後3時に行う。 ●氷見、上市0.2度 25日の県内は高気圧に覆われて晴れた。朝は冷え込み、最低気温は氷見市と上市町で0・2度、富山市秋ケ島(富山空港)で3・5度など6地点で今季最低を記録した。