息子が発達障害を発症→小学校入学を目前に療育スタート!ASDやADHDなどの発達障害と向き合う話題の実話漫画【インタビュー】
河野りぬ(@job_rinu)さんはSNSやブログを中心に子育てなどのエッセイ漫画を公開している。「息子の新たな凹凸の話」は、息子がASDやADHDなどの発達障害を発症し、小学校入学を目前に療育をしていくというエピソードだ。本作を描くようになったきっかけや裏話などについて、河野りぬ(@job_rinu)さんにインタビューした。 【漫画を読む】突然パニックになってしまう息子だが…!? ■発達障害と診断された息子を描こうと思ったきっかけと、その時の心情について語る 本作の誕生のきっかけについて、作者の河野りぬ(@job_rinu)さんは、発達障害に関する情報は多いので、「私が描かなくてもいいか…」と思っていたが、ある日ふと「珍しいことでも恥ずかしいことでもないんだから、別に隠さなくていいんじゃない?」と思い、同じ仲間たちに「私たちも仲間だよ~」という気持ちで描き始めたという。 息子さんがASDとADHDだと診断されたときの気持ちについて、「やっぱりか~」という気持ちと、「ダブル(ASD、ADHD)か~」という困惑の気持ちも少なからずあったそう。しかし、診断が出たことで「いろいろサポートしやすくなった!」「さあ療育だ!」という前のめりな気持ちだったとのこと。 診断を受けた後の息子さんの変化について、「言葉にはしていませんが、本人の中で漠然と感じていた困り感に大人たちが気付いて対処し始めてるというのは、感じていると思います。言葉の理解はできるので、大人同士の会話に聞き耳をたてて、自分が周りと少し違うことをなんとなく理解していっているような雰囲気もあります」と語った。 最後に、現在子育て中の読者の方に向けて「ここまで育ててきて、周りを見ても本当に子どもっていろんな子がいるな~と思います。子育てしていると、何かと周りの視線や意見が気になってしまったり落ち込んだり、思い悩んだり…と、いろいろあると思いますが、子どもそれぞれの魅力を親が見失わないように、無理せず息抜きしながら一緒に頑張りましょう!!」とメッセージをくれた。 発達障害の子どもや療育についてリアルに描かれている本作。子育て世代で発達障害のことをもっと知りたい方はぜひ本編を読んでほしい! 取材協力:河野りぬ(@job_rinu)