〝都大路〟で連覇の佐久長聖 優勝報告会で〝次のステージ〟を見据える【長野】
全国高校駅伝・男子で、初の連覇を果たした佐久長聖が25日、学校で優勝報告会を開きました。早くも次のステージを見据え出てきた言葉は、「勝ってかぶとの緒をしめよ」です。 「都大路の激走」から3日後、全校生徒の拍手に出迎えられて、入場してきた選手たち。 佐久長聖は、22日に京都で行われた全国高校駅伝で、チームとして初の連覇、4回目の優勝を果たしました。 ■佐久長聖3年・浜口大和主将 「全校生徒の皆さん、先生方、沿道で応援してくれた。佐久市の関係の皆さんであったり数多くの応援や支えがあって優勝出来た」 感謝の思いを述べる一方、3年生で卒業後も競技を続ける選手は、すでに、次を見据えています。 7区でアンカー勝負を制した石川選手はー。 ■佐久長聖3年・石川浩輝選手 「次のステージでも期待しているよという声があり、自分としても『勝ってかぶとの緒をしめよ』ではないがより気を引き締めて頑張らなければ」 監督の頭の中も、すでに次でいっぱいです。 ■佐久長聖・高見沢勝監督 「私の中では正直試合が終わったら次に頭が切り替わるので、次年度のチームのことに頭が向いていて優勝に浸っている感じではない」 全国を連覇したチームの姿勢と厳しさが垣間見えた優勝報告会となりました。