上京して「都市ガス物件」に住んだら、ガス代の安さにびっくり! なぜ全国で都市ガスを使わないの? それぞれの費用も比較
なぜ都市ガスは全国で使われていないの?
都市ガスが全国に普及していない理由には、インフラ整備にかかるコストや地域ごとの特性が大きく関係しています。 ■インフラ整備の課題 都市ガスの供給には地中にガス管を敷設する必要がありますが、これには多額の費用と時間がかかります。人口密度の低い地方では、このコストを回収するのが難しいため、整備が進まないのが現状です。 ■地域特性による選択 プロパンガスは、ガス管が不要でトラックでの配送だけで供給できるため、離島や山間部でも利用可能です。さらに、災害時にはプロパンガスのボンベを持ち運べるため、復旧が早いという利点もあります。
まとめ
このように、都市ガスとプロパンガスの価格差や利用状況には、インフラや供給方法の違いが大きく影響しています。都市ガスは確かに安価で便利ですが、その普及には高いコストが伴い地方では、現実的ではない場合が多いのです。 とは言え、住む場所によってガス事情は大きく異なるため、引っ越し先を選ぶ際には光熱費も含めて総合的に検討することが大切です。都市ガス物件に住んでいる場合はメリットを活かし、賢い家計管理を目指しましょう。 出典 東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通) 一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター 一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査) LPガス月別 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部