阪神ドラ1の伊原陵人「まっすぐがカギ。開幕1軍目標」 藤川監督も指名挨拶で会見を絶賛
プロ野球ドラフト会議から一夜明けた25日、阪神の藤川球児監督らが京都府内で、1位指名したNTT西日本の伊原陵人（たかと）投手（24）に指名あいさつを行った。 【写真】阪神1位・伊原陵人、170センチの小さな大エースになる「一番の戦力になりたい」 前日は「ぐっすり眠れた」という伊原。藤川監督を前に「少し緊張している」と気持ちも高ぶったようだが、指揮官の現役時代の投球と自らを重ね合わせ、「自分も真っすぐがカギ。大事にしてやってきたい」と抱負を語った。 堂々と考えを述べる姿を見て、藤川監督は「（会見では）いかに自分を強く見せられるか、自分の本心を話せるか。話を聞いているとすばらしい」と絶賛。「プロとして、一番重要な向こうっ気の強さを兼ね備えている」と話し、即戦力左腕として「ドラフト1位といえば、先発からスタート」と期待を寄せた。 伊原は「まずは開幕1軍が目標。そこをつかみとれば、しっかり1年間走り切れることが大事」と意気込んだ。今後は29日開幕の社会人野球日本選手権にも出場する。
