プロレスラーが大地震に備え街の人たちを避難誘導 駅前路上で防災訓練と戦い見せる
6日、東京都・巣鴨大鳥神社商店街にて『演芸とプロレスのエキサイティング笑店会フェスティバル 2024』が開催された。 本イベントの基となったのは、新宿三丁目の末広通り商店会(新宿区)が商店街活性イベントの一環として公道にリングを立てて行っているオールスタンディング形式かつ観戦無料のプロレス大会。 2022年&2023年にはこのプロレス祭りの輪を広げて行くべく、たかの台地区商店会(小平市)、東久留米駅前商店会(東久留米市)を合わせた3つの商店会でタッグを結成したイベント『闘強商店会プロレス』を実施した。 今年からはコンセプトを一新した新企画『演芸とプロレスのエキサイティング笑店会フェスティバル 2024』が発足。 お笑いを中心とした演芸&戦後の日本人を元気付けてきたプロレスを“日本の伝統文化”と位置付け、文化保存運動の一環としてイベントを開催するというのがコンセプトだ。 本イベントには、末広通り商店会(新宿区)、巣鴨大鳥神社商店街(豊島区)、伝通院前通り三盛会(文京区)が参加。それぞれの商店街を周ってスタンプを集めることで景品がもらえるスタンプラリー企画を基幹とし、商店街に親しみながら老若男女へ演芸&プロレスを届けるものとなっている。 最終回の舞台となった巣鴨大鳥神社商店街は、巣鴨大鳥神社の門前町として栄えた巣一商店会と大鳥商店会が合併して2023年4月に生まれた古きを残し新しきを創る商店街。 今イベントは毎年の盆踊りの際にやぐらが立つ巣鴨駅南口駅前ロータリーのド真ん中にリングを立てて演芸&プロレスが行われるという街をあげてのイベントとなり、老若男女問わず多くの地元住民や来街者でにぎわった。
まずはお笑いステージが開催。“プロレス者”として知られる宮澤聡と池田勝によるお笑いコンビ【ジグザグジギー】がMCを務める中、K-PROのこうせいとちゃんぽんのコンビ【りとるハイ】、浅井企画の石田芳道と安田義孝によるコンビ【ドドん】、81プロデュース所属の声優でありお笑い芸人でもある金谷ヒデユキの3組が登場した。 観衆の拍手量で優勝者を決めることになるも、判断が難しく審査が難航。巣鴨大鳥神社商店街の中村会長の鶴の一声によって全員優勝ということになり、賞品として巣鴨の名店『個性パン創造の店・アルル』が作ったオリジナルパンを全員に贈呈するという太っ腹ぶりを見せつけた。
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