「強い女、憧れますねぇ」明石家さんまも気にする元モー娘。妹のプロレスデビュー!8月のデビューに向けた本人の今の思いとは
――元々女優として活動はしていらした? 「元々って言っても、本当にここ最近っていう感覚で。ちょこちょこはお仕事させてもらってたんですけど、中学校のときに入った事務所で2年だけ、練習生じゃないですけど演技のレッスンを受けさせてもらっていたんですけど、挫折して。大人になってからまた始めたので、子供もいるし、時間的な部分でも金銭的な部分でも余裕がなかったりしたので。芸能の仕事もこれ一本ってほどにはできていないので、オーディションも自分から『ちょっとその日は厳しいです』って言ったりして、あんまり出られなかったりしたので。今はそんなこと無いんですけど。お芝居も、去年10月が初舞台くらいで。その前には映像の仕事はさせてもらっていたんですけど。初舞台は別のお話があった中でコロナで無期限延期になって、ゲネ(※最終リハーサル)だけやって終わりみたいな(笑)それはお見せすることが出来なかったので、お客さんの前で舞台に立てたのが去年10月が初めてなので、歴としては浅いんですよ。なので、まだ全然緊張しますね、舞台上は。あっ、舞台袖が一番緊張しますね……」 ――なぜ人前に立つお仕事をしようと思ったのでしょうか 「ずっとしたかったんですよ。それこそ、小学校1年生のときくらいから。それで中学校入ってスカウトしていただいて、事務所に所属したんですけど、一緒にレッスンを受けていた子が記憶力もそうだし圧倒的すぎて。『あっ、こういう人が業界で輝くんだな。私は無理だな』って思っちゃって。でも、テレビとか映画とか広告とかって、生活してたら絶対目に入るじゃないですか。消えなかったんですよ、ずっと。バイト辞めて就職しようか、この業界に戻ろうかって迷っていたときにまたお声がけいただいて、『最後、もう諦めないぞ』って気持ちでまたこの業界に入りました。ずーっとやりたい気持ちがあったので」 ――そういう中で、このリング上での闘いという舞台は当初思っていたものとは違うと思います 「そうですねえ。ただ、なんでもやってみようって気持ちと、知らないまま終わりたくないっていう気持ちがあって。せっかく自分の中に生まれた『カッコいいなあ、素敵だなあ』ってキラキラした気持ちを自分から殺すことは無いなって。自分がちょっとでも惹かれるものがあったら、触れてみてから自分でしっかり判断したいと思って、やることを決めました。“THE プロレス団体”っていうところじゃなくて、アクトレスガールズだから、みんな女優さんたちだし、エンタメショーだしっていうのを聞いて、表現者としてどこまで観客の方を楽しませることが出来るんだろう、どこまで嘘を本当に出来るんだろう、っていう究極的なことに挑まれているじゃないですか。そういうところにも惹かれてやりたいと思いました」 ――お子さんもいる中で、怪我のリスクなどの不安はありますか 「不安はありますねえ。不安もありますけど、普通の生活しててもいつ事故に遭うかもわからないし、リスクが高まってしまうことはあると思うんですけど、私はシングルだけど1人じゃないので。姉だったり妹だったり母だったりお父さんだったり、周りの人が支えてくれているので。甘えていると思うんですけどね。不安ですけど、不安じゃないみたいな。ちょっと表現が難しいんですけど……」 ――アクトレスガールズでは入場時にキッズダンサーの方がパフォーマンスをされることもありますが、娘さんと一緒に入場したいという気持ちはありますか? 「今は顔出しを絶対したくないというのがあるので、今はちょっと考えられないんですけど、やっていく内にそういう気持ちも芽生えそうですよね(笑)絶対かわいいですもん!(笑)」 ――将来的にはお子さんも芸能界に入ってほしいですか? 「私は考えてないです。ただ、娘がやりたいっていうんだったら、私もやりたいことをやっているし、『やりたい』って思った感情を大切にしたいと思っているので、やらせたいですね」