一人暮らしの娘は食費を「月2万円」におさえるため、毎日「納豆卵かけご飯」を食べているそうです。アルバイトを増やしてもらうか仕送りを増やすべきか悩んでいます…
アルバイトを増やす? 仕送りを増やす? どのように対策するか
一人暮らしの子どもが、食費を切り詰めて生活をするのは親として心配です。子どもの支出を見直したのち、現在の仕送りでは足りないようであれば、仕送り額を増やすかアルバイトを増やしてもらうのかなどを検討する必要があります。 もし親に経済的余裕があるのであれば、足りない分の仕送りを増やすことを考えましょう。実際の収支からどのくらい足りていないのかを確認し、妥当な金額を親子で話し合って決めることが大切です。 また仕送りの場合は、お金ではなく食べ物を送って援助するケースもあります。日持ちのするものや、すぐに食べられるレトルト食品など、事前に欲しいものを聞いて仕送りすると喜ばれるでしょう。 一方で、仕送りを増やすことが難しい、生活費以外の出費が大きいなどの場合には、子どもにも協力してもらうことも選択肢の一つです。学業に支障をきたさない程度に、アルバイトを増やすことも検討しましょう。仮に、週に2時間アルバイトの時間を増やすと、時給1000円の場合は月に8000円の収入がプラスとなります。
まずは支出の内訳を確認して、足りない分は親子で話し合って対策を決めることが大切
まずは食費を切り詰めている理由や、生活費がどれだけ足りていないのかを確認してみましょう。生活費以外の出費がそれほど多くないにもかかわらず、仕送りが足りていないのであれば、再度親子で話し合う必要があります。 状況に合わせて、仕送りを増やすのか、アルバイトを増やしてもらうのかを検討するといいでしょう。 また、納豆卵かけご飯ばかり食べていては、健康面で支障をきたしてしまうかもしれません。栄養バランスのとれた食事を取り入れるようにアドバイスをしたり、食材を送ったりすることもおすすめです。 出典 総務省統計局 家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 2023年 第2表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部