お笑い芸人・チャンカワイ。「子育ての絶対的エースはママ」。パパとして役に立ちたくて、子どものための5つの資格を取得!
パパとして子育てのために何か役に立ちたいと、子ども関連の資格も取得!
――ベビーマッサージやおもちゃインストラクター、子ども救命救急法国際資格などの資格を取ったのは、何かきっかけがあったんですか? チャンカワイ 僕がなかなか家にいられないから、子育てで少しでも役に立ちたいと思っていたんです。そうしたら妻が、「こんな資格を取ることができるから、取ってみたら?」とすすめてくれたんです。それで、ベビーマッサージやおもちゃインストラクター、子ども救命救急法国際資格などの資格を取得しました。 ただ、長女は肌がすごく弱くて、オイルを使うことがほとんどできなかったので、ベビーマッサージを実際にやってあげることはかないませんでした(笑)。でもいつか、「パパは自分のためにベビーマッサージの資格を取ってくれたんだ」と思ってくれるだけで十分だと思っています。 子ども救命救急法国際資格を取得したのは、長女が妻とじゃれ合っているときに、頭と顔がぶつかってしまって、長女の口の中が切れてしまったことがきっかけです。舌からけっこう出血が続いて、なかなか止まらなかったんです。そのときは、「血が止まらない、どうしよう」と思って救急車を呼び対処してもらいました。 この出来事があって、「自分では何もできないな」と実感しました。パパとして、この子を守ってあげなきゃと思っていたのに、実際には「何もできない!」だったんですね。それで、応急処置のしかたなどを教えてもらえるということで、子ども救命救急法国際資格の資格を取ることにしたんです。 ――パパとして、子育てする上で心がけていることはありますか? チャンカワイ 娘たちを守りたい、妻のことを守りたいと思っていましたけど、そんな簡単に守れるもんじゃなかったと、だんだんわかってきました。であれば、どれだけ寄り添って、一緒に頑張っている姿を見せることが結果的に、家族を守ることにつながったらいいなと思っています。 娘が転んだりして大泣きしているときに、パパの役割ってけっこう少なくて…。転んで泣いてしまったら、「ママ~」となりますよね。そういうとき、パパとしてどうするかだと思うんです。ばんそうこうをそっと渡すとか、抱っこ中におふろにお湯を入れておくとか、それが大事かなと思います。 パパの役割を考えたときに、ママの次って思うことで、サポートしやすいポジションでいられるかなと思います。むだに意気込むだけで何もできなかったと痛感することが、とにかく多すぎて。 妻は、娘たちのことになると、自分のことは5の次、6の次になってしまうぐらい、とにかく頑張ってくれているんです。それに応えたいという思いもありますし、一緒に頑張りたいなとも。ママが絶対的な子育てエースなのだとしたら、そのための軍資金を仕事で頑張って稼ぐのが、僕の役割。それをわかってくれているから、ロケのたびにまめにテレビ電話をつないで、子どもたちの様子を伝えてくれているんだと思います。それが、僕にとってはエネルギーチャージになっています。