彼女の両親から「経済力がない」と結婚を反対されています…年収いくらなら経済力があるといえるのでしょうか?
結婚後の生活費やライフスタイルにおける出費を考えると、結婚相手には「経済力のある」方がいいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、相手の経済力によっては、ご自身がご結婚を悩まれるだけでなく、ご両親に反対を受けてしまう方もいるでしょう。 また、「経済力がある」とひと口にいっても、どのくらい年収や貯蓄があれば「経済力がある」といえるのか分からないという方も多いかもしれません。 本記事では「経済力がある」と考えられる最低年収や貯蓄について、また、その年収や貯蓄を下回った場合の対処法について解説します。
「経済力がある」といえる平均年収は?
明治安田総合研究所が行った「恋愛・結婚に関するアンケート調査」によれば、結婚相手に求める条件の1位~3位は以下の通りです。 1位 「話・価値観が合う」(42.0%) 2位 「一緒にいて楽しい」(38.9%) 3位 「収入等の経済力」(29.5%) 相手の人間性や、相性を重視している方が多い一方、結婚や子どもの誕生など将来の生活を見据え、経済力を求める方が多いことも分かります。 また、同調査によれば、結婚相手に求める最低年収額と貯蓄額の平均額は表1の通りです。 表1
※明治安田総合研究所「恋愛・結婚に関するアンケート調査」を基に筆者作成 表1より、年収が最低約462万円、貯蓄額が約633万円あれば、結婚相手のご両親に認められる可能性が高いといえるでしょう。 さらに、表1より、最低年収額、貯蓄額のいずれも女性の方が高く求める傾向にあることも分かります。 女性は、ライフスタイルのなかで妊娠・出産をしたいとお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。 妊娠中や出産前後は就労ができない期間があり、その間収入が低くなる傾向にあります。 収入が低くなると、生活水準を見直す必要があったり、貯金を切り崩して生活したりする必要があるかもしれません。 それを考慮し、パートナーに経済力を求める方が多い可能性が考えられます。