ドジャース・大谷翔平、銀河ユニホームで3戦連発23号「勝っていい縁起を担げたと思う」 〝ゴジラ超え〟日本選手最長7戦連続打点!!
ドジャース7-2エンゼルス(22日、ロサンゼルス=丹羽政善通信員)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)は古巣のエンゼルス戦に「1番・DH」で出場し、3試合連発となる23号2ランを放った。最近7試合で6本目となり、2021年に記録した自己最多46本を上回るシーズン47本ペースとなった。星がちりばめられた「シティー・コネクト」ユニホームを披露。7試合連続で打点を挙げ、松井秀喜(ヤンキース)と並んでいた6試合連続の日本選手最長記録を更新した。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん 美しい放物線を描いた白球は、夕日でだいだい色に染まった右中間席の上段に着弾した。1―0の三回無死一塁。大谷が今季2度目の3試合連続本塁打となる23号2ラン。「シティー・コネクト」ユニホームのコンセプトを体現する、流れ星のような一発だった。 「打球速度的にも良かったし、いい角度でいい眺めだった。他の選手ともコミュニケーションをとりながらやっていけているのはいいこと」 2ボールから右腕プリーサックのスライダーを一閃し、飛距離459フィート(約140メートル)、打球速度115・5マイル(約186キロ)、角度24度の特大アーチ。メジャー移籍後、6年間を過ごした古巣相手に強烈な恩返し弾を放った。 ナ・リーグトップの23本塁打、打率・321に加え、57打点もトップのオズナ(ブレーブス)に7差となり、三冠王を視野に入れる。今週だけで450フィート(約137メートル)以上の本塁打が4本。今季440フィート(約134メートル)以上の本塁打は8本目で1シーズンでは球団最多となった。 ベンチ横のカメラに向かって「ワオ!」と驚きの表情を浮かべたロバーツ監督は「この数週間は手が付けられない。選球眼が良く、打てるゾーンの球をしっかりと捉えている」と絶賛した。直近7試合で6本塁打となり、2021年に放った自己最多46本を上回るシーズン47本ペース。7試合連続打点は松井秀喜(ヤンキース)と並んでいた6試合連続を更新する日本選手最長記録となった。 7試合連続で打点と得点を記録するのは、球団では1978年のレジー・スミス(83、84年には巨人に在籍)以来の快挙。14日のロイヤルズ戦から打席に入った際にホームベースと三塁線の延長線上にバットを置き、左足との距離を測るルーティンを導入した。球場によるわずかなズレも許さずに左足の位置を固定し、好結果につなげている。