鹿児島県奄美空港Uターンラッシュで混雑 帰省・観光客 東京・大阪行は満席
年末年始を古里や観光地で過ごした、帰省客や観光客のUターンラッシュが始まっている。奄美市笠利町の奄美空港では4日、帰省客や観光客の家族連れや見送る来場者で混みあった。 年末年始は大型連休の人が多く、予約数は前年を上回った。JAL奄美営業所によると、上り便のピークは4、5日で、東京、大阪行きは両日ともほぼ満席という。 4日は午前中から1階ロビーに、土産物やスーツケースを手にした搭乗者が続々と訪れ、2階の手荷物検査場には長蛇の列ができた。2階ロビーからは手を振り、別れを惜しむ姿が多く見られた。 関東から家族4人で帰省した家族は、「長期休暇ということもあって、久し振りに帰省し奄美を堪能できた。また、戻ってきたい」。見送りに来た女性(70代)は「1年に1回、孫に会えるのが楽しみ。さみしくなるが、1年後を楽しみに頑張る」と話した。 4日午後4時現在、空港会社のホームページによると、5日の奄美空港発上り便の空席状況は、東京行きがほぼ満席のほか、大阪行きと鹿児島行きには若干の空席が見られる。