活躍を誓う鹿児島ユナイテッドの新加入選手ら＝西原商会本社

　Ｊ３の鹿児島ユナイテッドＦＣ（鹿児島Ｕ）は６日、鹿児島市の西原商会ビルで２０２５シーズンの新体制を発表した。相馬直樹新監督や新加入の１７選手が登壇。「Ｊ３優勝、Ｊ２復帰」に向け意気込みを語った。 【写真】2025シーズン鹿児島ユナイテッドFC登録選手

　鹿児島Ｕは昨季、５年ぶりにＪ２で戦い、通算成績７勝９分け２２敗の１９位でＪ３に降格した。今季は２０代の若手やブラジル出身選手らが多く加入し、計２９人で挑む。 　徳重剛代表は「この先１０年で強く、愛されるチームになるため再出発の重要な１年になる」と語った。ゼネラルマネジャー（ＧＭ）を兼務する相馬監督は「次の１０年でＪ１の扉をこじ開けるために、Ｊ２ではじき返されないだけのクラブにしなければいけない」と意気込んだ。 　Ｊ２いわきから加入したＦＷ近藤慶一は「空中戦や体の強さを生かしたプレーが強み。２けた得点を取る」。大卒ルーキーのＤＦ川島功奨は「中心になれるような活躍をしたい」と意気込んだ。 　Ｊ２山口から来たＤＦヘナンは「難しい戦いになるが、最後まで一緒に戦ってほしい」と呼び掛けた。チームは２１日から指宿キャンプを行う予定。