いつも入浴時間は18分…一人暮らし・101歳の現役美容部員がお風呂の中でする健康長寿の体操の中身
■『報道ステーション』を見ながら肌のお手入れ お風呂から上がったら、お肌のお手入れをしながらテレビ朝日系の報道番組『報道ステーション』を見ます。世の中の動きを知っておきたいからです。お客様と話をするときに、今、何が起こっているか全然わからないようでは困りますからね。 2023年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が優勝したときは感動しました。「大谷翔平もヌートバーも知ってるよ」と言うと驚かれたものです。 ウクライナやパレスチナの問題についても、私なりに理解しています。 政治的な発言をするつもりはないので、積極的には何も言いませんが、戦争の悲惨さを知っている身としては、早く解決して平和な世の中になって欲しいと思わざるを得ません。 夜のお肌のお手入れには、朝よりも高級なラインのものを使っています。 まず化粧水をたっぷりつけてお肌に水分を与え、美容液をパール1粒分つけます。これでお肌がしっとり。さらにシワのところにだけつける特別な美容液もプラスします。 次に乳液です。乳液はこれまでつけたものをお肌にしみこませる働きをするので、手でやさしく押さえながら、ゆっくりやさしく伸ばしていきます。 最後に、これらすべての成分をお肌に閉じ込めるため、クリームをつけていき、『報道ステーション』が終わるころには、お肌のお手入れも終わり、寝るばかりとなります。 ■睡眠時は鼻と口にガーゼをあてる 昔、主人の闘病などで心配事があったときはなかなか寝つけないこともありましたが、今はそんなこともありません。布団に入ったら、いつも自然に眠りに入ってしまいます。 寝るときには、冷たい空気を吸い込まないように、鼻と口の部分にガーゼを4つにたたんだものをあてて寝るようにしています。 もともと風邪をひくことは少ないほうですが、ガーゼを使い始めてからは、まったくといっていいほど風邪をひかなくなりました。 のどを守っているのが、いいのではないかと自分では思っています。のどは体内にあっても外部の空気に触れやすいので、ウイルスや雑菌の影響を受けやすいそうですね。 ガーゼには、それらを防ぐ効果があるのでしょう。マスクほど息苦しくないので気に入っています。 ただ、加齢には逆らえず、いつのころからか夜中にトイレに起きるようになってしまいました。だいたい時刻は決まっていて、午前2時と午前5時の2回です。トイレに起きても、すぐにまた眠れるのが救いです。 6時半ごろに自然に目覚めると、また私の1日が始まります。 ---------- 堀野 智子(ほりの・ともこ) ビューティーアドバイザー 1923年4月9日、5人きょうだいの長女として福島県に生まれる。女学校を卒業後、1941年逓信省(電話局)に入局。1946年23歳で結婚して、その後子ども3人、孫5人に恵まれる。1962年39歳のときに「子育てしながら自由に自分らしく働ける」ことに魅力を感じてポーラの化粧品販売員として働き始める。「生きている限り、大好きな仕事を続けていきたい」と日々セールス。個人の売り上げは2024年4月時点で累計約1億2670万円。2023年8月から2024年4月の月間売り上げの平均は前年同期に比べて25%増加。月10万円以上という売り上げ目標の達成を20年間続けている。2023年8月「最高齢の女性ビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録に認定。 ----------
ビューティーアドバイザー 堀野 智子