XRPが5%下落など暗号資産が値下がり──ドル高がビットコインにのしかかる
楽観視
しかし、金利引き下げやドル高を棚に上げて、長期的な暗号資産政策が市場を押し上げるのに役立つと楽観視している見方も存在している。 「多くの人が考えているのとは異なり、先週の金利引き下げによって勢いが続いたにもかかわらず、ビットコインおよびアルトコイン価格は最高値に達していない」と、WeFiの共同創設者であるマクシム・サハロフ(Maksym Sakharov)氏はCoinDeskに対してテレグラム(Telegram)のメッセージで述べた。「売りが込んだのは、マクロ経済政策に関する不確実性に対する市場の反応から生じている。FRBは、インフレが年間2%のベンチマークに近いにもかかわらず、来年の数字の上昇に備えている。これにより金融政策の方向が変わり、市場に影響を与える可能性がある。 「しかし、来年、ドナルド・トランプ次期米大統領が就任すると、規制面で有利になるため、より多くの企業がビットコインのエコシステムに参入するだろう。これらの予測が実現すれば、ビットコインの価格は、通常その激しいボラティリティを引き起こすマクロ経済要因から切り離される可能性がある」とサハロフ氏は付け加えた。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:Shutterstock|原文:XRP Sinks 5% to Lead Crypto Losses as Strong Dollar Rattles Bitcoin Bulls
CoinDesk Japan 編集部