ダイエットのため「野菜中心」の食生活にしたい! 以前より野菜が“値上げ”されている気がするのですが、今は「コンビニサラダ」を買うほうが安上がりなのでしょうか?
食生活の改善に取り組んでいる人の中には、食生活を野菜中心にしている人もいるでしょう。しかし野菜の販売価格が高騰している昨今、自分でサラダを作るよりもコンビニで買ったほうが安いのではないかと思われる人もいるかもしれません。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証 本記事ではコンビニでサラダを購入する場合と、手作りする場合の費用差について解説します。
コンビニでサラダを購入する場合の費用は?
まずコンビニでサラダを購入する場合にかかる費用を1ヶ月・1年単位で見てみましょう。今回はセブン-イレブンの「たんぱく質が摂れる鶏むね肉サラダ」(税込475円)を購入すると仮定して計算すると、食費は以下の通りです。 ●1ヶ月(30日):1万4250円 ●1年(365日):17万3375円 1ヶ月でも約1万5000円かかり、1年で約17万円にもなることを考えると、支出が大きいと感じる人もいるでしょう。
自分でサラダを手作りする場合にかかる費用とは?
続いて「たんぱく質が摂れる鶏むね肉サラダ」に近いサラダを自分で手作りする場合にはどのくらいかかるのかを見ていきましょう。 今回のサラダの材料として、鶏むね肉、レタス、卵、大根といった食材が必要です。野菜は時期などによって異なりますが、令和6年8月19日時点におけるネットスーパーの価格を参考にすると、鶏むね肉(300g)288円、レタス1個258円、白卵L(10個入り)204円、大根(1本)239円とします。この価格をもとに、1食分の鶏むね肉サラダの材料費を求めます。 まず鶏むね肉サラダの1食分当たりの分量は、鶏むね肉1枚(200g)、レタスの葉2枚(60g)、卵1個、大根千切り(50g)とします。各材料のサラダに必要な量の費用を計算すると、鶏むね肉が約192円、レタスが約52円、卵が約20円、大根が約12円となります。これらを足すと1食分は約276円です。1ヶ月(30日)にすると8280円、1年(365日)10万740円です。 手づくりの場合は食材の分量を減らしたり、他の安い野菜を用いたりすることでさらに安くすることが可能です。