今日オークス!”白馬のヒロイン”ソダシは史上3頭目となる無敗の牝馬2冠を果たせるのか…クリアすべき3条件とは?
差し馬の伏兵は。母が3冠馬アパパネで2番人気の5.2倍で支持されている4枠7番のアカイトリノムスメ(牝3、美浦・国枝栄)と、9番人気、35.4倍、7枠15番のアールドヴィーブル(牝3、栗東・今野)かもしれない。アカイトリノムスメは赤松賞、クイーンカップと連勝して桜花賞は4着。アールドヴィーブルはクイーンカップ2着で桜花賞は5着だった。また桜花賞3着の7枠13番、4番人気、11.3倍のファインルージュ(牝3,美浦・木村)も無視できない存在だろう。 しかし、逃げて差すような競馬ができれば、ソダシの性能がものをいう。位置取りよりも勝負のポイントは追い出し、抜け出しのタイミングひとつと言っても過言ではないような気がする。「無敗でのオークス挑戦。未知の距離ですが、1着で駆け抜けられるようにしたい。プレッシャーはある。ふだんから調教に乗っているのでソダシとの絆が試される」と吉田隼人騎手。この言葉がすべてかもしれない。 「隼人とソダシが会話して楽しんでレースをしてくれれば」と須貝調教師。そうすれば、結果はおのずとついてくる。4角先頭で押し切った札幌2歳ステークスのように、ライバルに対して、なし崩し的に脚を使わせるような競馬ができれば、差はどんどん広がる一方。”白馬のヒロイン”が歴史的な圧勝で史上3頭目となる無敗の2冠を飾るかもしれない。