【実録】車を擦り修理費は「約30万円」に! 保険対応で修理したけれど、“この先の保険料”は何円上がってしまう?「等級と保険料」について解説
<図表2> 事故後に保険会社より届いたお知らせ より筆者作成 ※1 保険料は、車両価額によって変わります。車両価額は年数が経過するほど減少し、同じ等級でも車両価額が下がれば保険料も下がります。 ※2 事故を起こさなければ払うことになっていた保険料と、事故後に等級が変わることによって支払うことになった保険料との差額です。 ※3 保険会社によって、保険料・補償内容・割引制度は異なります。 事故を起こしたことで保険料がどれほど上がるのかは、払うはずだった保険料と、等級が変わることで上がった保険料の差額によって求められます。図表2に3年間の保険料差額をまとめましたが、実際には4年後以降も差額は発生するので、5年間で16万円以上に増える見込みです。
まとめ
不注意による自損事故で約30万円の修理見積もりをもらったものの、任意保険である自動車保険で対応することができ、負担額は0円となりました。しかし事故による保険料の上昇は16万円以上になる予定です。 実際に事故を起こしたときにどれほど保険料が上がるのかは車両の経過年数や等級、事故の度合いなどによって異なります。修理費用を自腹で払うか保険適用するか迷ったら、自動車保険の事故担当者に尋ねるのが良いでしょう。保険料の仕組みや差額を丁寧に教えてくれます。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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