豪フィットネスインフルエンサー、誕生日直後に30歳で急死 家族が500万円を求めてクラウドファンディングに頼らなければならない事情
豪フィットネスインフルエンサーのジャクソン・ティペットが急死。本人のInstagramアカウントを通じ、家族が11月12日に公表しました。直前の10月30日に30歳の誕生日を迎えたばかりでした。 【画像】生前のジャクソン
「人生は短い。だから楽しもう」
ジャクソンの家族は生前のジャクソンの写真に添えて「残念ながら、私たちの愛するジャクソンは2024年11月10日に亡くなりました」と死去を発表。「とても美しい心の持ち主で、世界にポジティブな影響を与える存在でした」と悼んでいます。 加えて遺族はジャクソンがトルコへの旅行中に急死したため、遺体の搬送費用をまかなうためクラウドファンディングに協力してほしいとコメント。後に更新したInstagramストーリーズでは「現時点では心臓発作で亡くなったと聞いている」と補足しました。 遺族が立ち上げたGoFundMeでは目標額5万豪ドル(約500万円)に対し、記事執筆時点までに4万1000豪ドルを超える支援が寄せられています。国によって事情は異なるものの、一般的に自国外で死去し現地での火葬を望まない場合は、遺体に防腐処理をした上での運搬が必要となり相当の費用がかかります。死亡時に病院へかかっていた際には医療費が必要となるため、これらは海外旅行保険の補償にも含まれているケースが多くあります。 2023年12月に長男が誕生し、父親になったばかりだったジャクソン。30歳の誕生日を迎えた際の投稿には「30歳までに学んだ30の教訓」として「人生は公平じゃない。でもいいものだ」「人生は短い。だから楽しもう」「年を取ることは若くして死ぬよりマシだ」「最高の時はこのあとやってくる」と人生観をつづっていました。 あまりに突然の別れに、訃報を知らせる投稿には「トルコへ行くと聞いていたけれど……事実と思いたくない」「つい先週会ったばかりだったのに。鳥肌が止まらない、うそだと思いたい」「信じたくなくて電話をかけたけど出てくれなかったね。きみが恋しいよ」と多くの知人から驚きと悲しみに満ちた追悼コメントが寄せられています。
ねとらぼ