「大阪桐蔭－興南戦みどころ」好左腕VS強力打線、左打者の結果が勝敗に直結？！【大会2日目第1試合】
大会屈指の初戦好カードが、2日目の第1試合で訪れる。甲子園で春夏連覇を成し遂げている大阪桐蔭（大阪）と興南（沖縄）の激突。1回戦で対戦するのはもったいないほど、実績のあるチーム同士が対決する。 【一覧】第106回全国高校野球選手権大会 組み合わせ 対戦の軸は、興南のエース・田崎 颯士投手（3年）と、強力な大阪桐蔭打線となる。田崎は最速149キロを誇り、低めへの糸を引くような速球と、低めへ制球されるスライダーが大きな武器。大阪桐蔭打線といえども攻略は難しいのではないか。 カギを握るのは大阪桐蔭の主力でもある左打者。特に、吉田 翔輝外野手（3年）、宮本 楽久内野手（2年）、境 亮陽外野手（3年）、徳丸 快晴外野手（3年）の4人は上位打線に座り、4人の大阪大会の打率は.451を誇る。大阪大会では本塁打こそなかったが、好打者がそろう。大会屈指の左腕に対してどんな対策をとってくるのか。西谷監督の手腕も注目だ。 大阪桐蔭は投手陣も安定しているだけに、打ち合う展開にはなりにくいだろう。勝負どころの局面で、田崎と左打者の対戦の結果が、勝敗を分けることになる。
