【蒲郡ボート ヴィーナスシリーズ第15戦】勝浦真帆 デビュー初優勝「小畑実成さんに伝えたいです」
ボートレース蒲郡のヴィーナスシリーズ第15戦「ムーンライトプリンセス決定戦」は25日、12Rで優勝戦が争われ、中谷朋子の回り込みを制してインを守った勝浦真帆(28=岡山)がコンマ01の踏み込みから押し切って1着。10回目の優勝戦進出でデビュー初優勝を飾った。2着に倉持莉々、3着は宇野弥生の追い上げを振り切った中谷が入り、3連単<1><3><6>は1550円(3番人気)だった。 優勝戦初1号艇で悲願を達成した勝浦は開口一番「メチャクチャうれしいです」と喜びを爆発させた一方で、際どい仕掛けを「入って良かったです」と苦笑混じりで振り返った。優勝戦で初めての1号艇でインから先マイを果たし「(1周)でそろったと思ったんで回れました。しっかりマークを回って、って考えていたら、3周アッという間でした」と回顧した。 デビューから9年5カ月のVを「メチャクチャ長かったです」と語った勝浦は「デビューから見てくださってた小畑実成さんに伝えたいです」と師匠へ吉報をアピールした。 この優勝で今期勝率を5.99として、自身初のA級2班入りは確実となった(24日現在の推定A2ボーダーは5.44)。なお勝浦の次走出場は三国G3オールレディース「三国レディースカップ」を予定している。 ◇勝浦 真帆(かつうら・まほ)1995年(平7)12月30日生まれ、岡山県出身の28歳。岡山支部の116期生として2015年5月19日、児島でデビュー。通算成績は2235走295勝、10回の優勝戦進出で優勝1回。同期に鈴谷一平、岡部大輝、大山千広、入海馨ら。1メートル55。血液型B。