琉球ゴールデンキングスが前宇都宮の指揮官、佐々宜央をアソシエイトヘッドコーチとして獲得「魂を持って、ハードワークしていきます」
2018-19シーズン以来となる琉球復帰に
琉球ゴールデンキングスが佐々宜央をアソシエイトヘッドコーチとして獲得した。 東京都出身、現在40歳の佐々は2009年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でコーチキャリアをスタートさせ、その後リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、琉球ゴールデンキングスを経て、2020年に宇都宮にアシスタントコーチとして復帰。2022年にヘッドコーチに就任すると、2年目の今シーズンはクラブの連勝記録である21連勝を含む、51勝9敗でシーズンを終え、リーグ最高勝率で東地区優勝へ導いた。 クラブは佐々の獲得について以下のようにコメントしている。「佐々氏は、2017-18シーズンにキングスのヘッドコーチに就任し、Bリーグで初の西地区優勝や国際大会(EASLテリフィック12 (現EASL))での初優勝を達成するなど、高い手腕でチームを勝利に導きました。その後、宇都宮ブレックスでリーグ最高勝率を収め、W杯やパリ五輪で日本代表のアシスタントコーチを務め、日本人屈指の国際経験を積んできました。そして、この度、アソシエイトヘッドコーチとして、若手選手の成長を促進させ、激しい戦いが続くシーズンを勝ち抜く為に、桶谷体制を更に強固なものにする重要な役割を務めてくれることに期待しています」 また、佐々もこのようにクラブのリリースでコメントした。「キングスを離れてから、5年近くなり、本来ならキングスでまた仕事をするということは、なかなかない状況でしたが、そんな自分に、安永ゼネラルマネージャー、桶谷ヘッドコーチより、今回お誘いをいただきました。驚きと同時に、こんな自分にもう一度、沖縄のために自分の人生を使って、仕事をさせてくれるチャンスを逃してはいけないと思い、心の奥底にあった、沖縄のために恩返しをしたいという気持ちで、今回、キングスの入団を決断させていただきました」 「キングスのために自分の力を注ぎ込み、キングスの皆さんに、佐々が戻ってくれて、やっぱり良かったと思ってもらえるように、チームのために、魂を持って、ハードワークしていきます。ここから、さらに琉球ゴールデンキングスのレベルアップを全国、世界に見せつけていきましょう!少し先になりますが、沖縄アリーナで皆さんと、戦える日を楽しみにしています!」
バスケット・カウント編集部