大谷翔平176号に指揮官労い「ファンタスティック」 松井超えを称賛「翔平はどの記録も塗り替える」
大谷翔平が176号
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地メッツ戦に「2番・DH」で先発出場し、メジャー通算176号となる先制の今季5号2ランを放った。3打数2安打2打点で打率.368とし、両リーグで首位打者に浮上。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏のメジャー日本人最多記録(175本)を更新する歴史的一日にMLBトップに立ち、10-0で4連敗阻止に貢献した。デーブ・ロバーツ監督も「ファンタスティックだった」と称えた。 【動画】「ロバーツ監督の驚きが何とも言えないね」 大谷翔平が176号を放った瞬間のベンチの様子も映った実際の映像 大谷の快音が止まらない。0-0の3回1死一塁。大谷は右腕ハウザーの真ん中付近に入ったスライダーを仕留めた。甲高い打球音を響かせ、打った瞬間それとわかる右越え2ラン。打球速度110マイル(約177キロ)、飛距離423フィート(約128.9メートル)の完璧な当たりだった。 カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組では、ロバーツ監督の会見を放送した。指揮官は「ショウヘイはこの本拠地の連戦中ファンタスティックだった」と労い。松井氏を超えたことにはこう語った。 「次は私の後を追いかけると彼は言っていたよ。ヒデキ・マツイは素晴らしい野球選手であり、素晴らしいホームラン打者であり、ワールドチャンピオンだ。ドキュメンタリーで見たように、ショウヘイが彼に憧れていたことを知っている。だから、彼(大谷)がこの記録をつくったことは大きなことだ。ショウヘイは自分の前にある記録は何だって塗り替えてしまうだろう」 打率を.368まで上げ、両リーグで首位打者に浮上した。35安打、二塁打11本も両リーグ最多。チームは3連敗中で直近9戦7敗だったが、10-0の大勝に貢献した。
THE ANSWER編集部