離婚→再婚→離婚する女性は「自由でうらやましい」存在なのか? 離婚と再婚の間でもがく女性たちの“赤裸々すぎる”本音
「離婚するの、大変だった。もうコリゴリ!! 二度と結婚なんてしたくない」という離婚経験者の声は少なくありません。そうかと思えば、「パートナーがいないと生きていけない。早く相手を見つけて再婚したい」という人もいます。 【トップ15】「えっ…生々しい…!」 これが、既婚男性が明かした「妻への愛情がなくなった理由」上位15個です かくいう私は後者で、派閥でいうと「結婚って素晴らしい派」です。よって、夫婦仲相談所を立ち上げたのですから。 一人の相手と人生100年を全うするのは理想ですが、若気の至りでなかなかうまくいかない結婚もあるもの。多数の体験談を聞いていると、離婚の苦労を体験すると一皮むけて、まろやかな大人になるのではと気付くこともあります。 離婚→再婚→離婚する女性は「自由でうらやましい」存在なのか、「根気がない、諦めやすい人」と思うのか――。さて、事例を見てみましょう。
ワンオペ育児&アルバイトで離婚なんて考える時間なし
美香さん(44歳、仮名)の夫、孝之さん(45歳、同)の母親は都心にあるマンションオーナー。そこに美香さん一家も住んでいます。夫は飲食店で働いていて、月給はそれほど高くありません。家賃がかからないので、そこはよしとしようと、美香さんは3人の子どもを出産しました。近所の小売店でアルバイトをして、子育て費用に充てています。 夫は土日が休みではなく、夜も遅いため、育児は完全に美香さんのワンオペ。一番下の子どもが幼稚園に通っている間に小売店で働きます。延長保育もあるのでそこは安心です。 しかし毎日が忙しすぎて、自分の時間はほぼゼロ。こんな生活うんざり……と美香さんは話します。夫に「つらい」と言っても、それが当然のような態度。「だって仕方ないだろ。俺の仕事がこういうスケジュールなんだから」と一蹴されるといいます。 「離婚して、生活を変えたいと思っても、3人の子育てをするお金もないし、離婚を準備する時間もないし、自分の人生について考えるような時間がありません。自分が離婚したいと思ったときに離婚準備できる人は本当に幸せだと思います。私だって資格取ったりして、できる仕事の幅を広げたいです」 美香さんは、離婚して人生を立て直したいと思っても、経済的にも精神的にも余裕がないからできない、と嘆きます。