10年来の友人の「結婚式」に招待されたけど、ご祝儀「1万円」は失礼? 25歳ですが「手取り16万円」なので悩んでいます…
身近な人の祝いごとの際に、お祝いの気持ちを表すために贈るご祝儀ですが、さまざまな事情から相場となる金額を用意するのが難しい場合、少ない金額では失礼にあたるのではと心配になる人もいるでしょう。 本記事では、ご祝儀の相場や最低限用意すべき金額、またご祝儀の用意が厳しい場合の対策などを解説します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
ご祝儀が「1万円」は失礼?
ご祝儀の相場は、友人の場合3万円が相場とされているため、1万円では失礼にあたる可能性があります。ゼクシィ結婚トレンド調査によると、ゲスト1人あたりにかかる飲食代の平均金額は2万700円(全国、推計値)、引き出物の平均金額は6000円です。 飲食代と引き出物だけで2万6000円ほどかかることを考えると、お祝い金も含めたご祝儀の相場が3万円というのは相応の金額でしょう。金銭的な事情から3万円を用意できない場合には、新郎新婦の負担なども踏まえて、最低でも2万円はご祝儀を贈ることをおすすめします。 「割り切れる数は別れを連想させるため縁起が悪い」として、偶数額のご祝儀はマナー違反とされがちでしたが、最近では「2という数字はペアを連想させる」ことから、若い世代では問題ないと見なされることも多いです。 飲食や引き出物が用意されている披露宴に参加する場合は、飲食代などにかかる金額を考慮して最低でも2万円は包むようにしましょう。
ご祝儀の用意が厳しい場合の対策
ご祝儀の用意が厳しい場合は、披露宴だけを欠席するというのも1つの手です。結婚式の披露宴に参加する場合、自身の飲食や引き出物代に2万円以上かかります。 一方、披露宴に参加しなければ飲食代や引き出物代はかからないため、披露宴以外に機会を設けてお祝いすることで、金銭的な負担を抑えながら祝福できるでしょう。 披露宴に参加しない場合の祝い方には、挙式や二次会に参加して1万円ほどのご祝儀を贈ったり、個人的にプレゼントを用意したりするのがおすすめです。 また、ご祝儀が少なくなってしまったり披露宴を欠席したりと事情がある場合は、事前に新郎新婦にあたる友人に話しておくことでトラブルを避けられるでしょう。 金銭的な問題はトラブルに発展する可能性もあるため、ご祝儀の用意が厳しい場合には、披露宴以外で祝う、関係性によっては結婚する友人に相談するなど対策を考えましょう。