ドラマ「電車男」に登場の老舗メイドカフェ、国際化を視野にリニューアル
現在、多種多彩なコンセプトカフェが林立する東京・秋葉原に今月8日、今年 15 周年を迎えるメイドカフェ「ぴなふぉあ」が壱番星劇場店をリニューアルオープンした。新たな取り組みとして、メイドのYou Tuber やメイドDJの採用をはじめ、外国人客も楽めるようにメイド体験やメイドが教える日本語レクチャーなども取り入れ、国際化を視野に入れたジャパニーズカルチャー発信を目指していることが話題となっている。いったいどんな店なのか、直撃した。
15周年目を迎える老舗メイドカフェ「ぴなふぉあ」が“国際化”を視野にリニューアル
「ぴなふぉあ」は2003年、秋葉原駅昭和通り口すぐという立地に1号店を出店。大きな窓がある店内の様子やキュートな制服姿のメイドたちを、歩道からも垣間見ることができた。当時、ドラマ「電車男」や映画「L change the WorLd」などのロケ地となったことでも知られる老舗だ。昨年、賃貸契約満了を機に1号店を閉店後は、ラビリント店、プチ店、壱番星劇場店の3店舗で展開していた。 運営会社である株式会社ライトナウの宮崎英二代表取締役は、「15年経ち、いろいろと新しいことにチャレンジしていかないといけないのではと思いました。店内のリニューアルだけでなく、事業形態もリニューアルしたいとの思いがあるんです。具体的にはまずステージパフォーマンスのクオリティーを上げること、そして海外のお客様向けにインターネットでの動画配信にも力を入れたいと思っています。ぜひ、見守っていただければ」と、抱負を語った。“日本一の笑顔になれるメイドカフェ”を目指すという意気込みだ。
実際に店舗に足を踏み入れると、明るい室内に制服姿で給仕中のメイドたちの姿があった。 メイドオリジナルカクテルをはじめとするバラエティーに富んだ飲食メニューは健在で、ケチャップで絵を描くオムライスも受け継がれている。リニューアルに際しては、新人メイドの募集も大々的に行ったようで、この日がまだ2回目の出勤というフレッシュなスタッフもいた。