46歳の所英男が「負けたら引退」を宣言。「朝倉未来1年チャレンジ」出身のヒロヤと対戦【超RIZIN.3】
「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が5月24日、都内で開催され、46歳のベテラン、所英男が「負けたら引退」と宣言した。 所は2015年のRIZIN旗揚げ戦に出場。2017年に堀口恭司に敗れ、しばらくRIZINから離れた時期があったが、2020年大晦日にレスリングのリオ五輪銀メダリストの太田忍のプロ転向第1戦の相手を務め一本勝ちを収め復活。しかしその後は神龍誠、ジョン・ドッドソン、アラン“ヒロ”ヤマニハを相手に3連敗を喫している。 「朝倉未来1年チャレンジ」出身のヒロヤは昨年7月の「超RIZIN.2」でRIZIN初参戦を果たすも伊藤裕樹に1-2の判定負け。次戦も中村優作に1-2で判定負けと結果を残せなかったが、大晦日には修斗のストロー級とフライ級の2階級制覇王者の新井丈にTKO勝ちを収める番狂わせを起こした。
所は会見の終盤、「今回、試合して、負けたら引退します。すみません、さっき言いそびれたんで、言いました」と突如の「負けたら引退」宣言。言いそびれた理由については「有名人ばかりで舞い上がりました」とのことだった。 所は会見の冒頭「超RIZIN.3という大きな大会に出させていただきありがとうございます。ヒロヤ選手、試合を受けていただきありがとうございます。試合で結果を出さないと意味がないと思っていますので精いっぱい頑張ります」と挨拶。 ヒロヤについては「試合も発言も気持ちいい選手だと思って見ています」などと語った。 ヒロヤは所については「知らない人がいないくらい有名。気を付けるべきところも分かっています。自分の戦いをするっていうだけ」、所の宣言を聞いての心境については「やることは変わらない。その思いもすべて受け止めて胸を借りるつもりで思い切りぶつかっていきます」などと語った。