サクラフィフティーン、強豪スコットランドと対戦。ラグビーWXV2024 15人制ラグビー女子国際大会 WXV2
CTB(センター)は弘津悠と、ブランビーズ(オーストラリア)でのプレー経験もある古田真菜の2人、もう1人のWTBは今釘小町と、FB(フルバック)は西村蒼空が務める。リザーブには、PR峰愛美、PR左高裕佳、LO/FL向來桜子、FLンドカジェニファ、SH阿部恵、CTB小林花奈子、イングランドでもプレーしたSO山本実が控える。
パス、キャッチといった基本スキルの徹底が得点力の向上につながっているというベリック・バーンズ コーチは「大きな挑戦になると理解している。スコットランド代表は、WXV2で一番強いチームのうちの1つ。世界ランキングを見ても良い挑戦になる。選手もしっかり努力しているし、今週も準備をしっかりしている」と話した。
アタックを引っ張るSH津久井萌は、「格上のチームとの対戦なのでチャレンジングになるが、日本で準備していたことを出して勝てるようにしたい。キャッチとパスの精度に集中したいのと、どうやって相手のディフェンスに穴を開けるかなど考えてプレーしたい」冷静に話した。
チーム最年少の控えPR峰愛美「相手のFWはラインアウトのディフェンスも上手いので、スピードを意識して、モールでは低さにこだわってやっていきたい。また接点のオーバーの質にこだわっていきたい」と語気を強めた。
一方、今年のシックスネーションズで4位だったスコットランドは、第1戦のイタリア代表戦では19-0と快勝し、好スタートを切った。
「開幕戦は後半ベンチから出てきた選手のパフォーマンスも良く、23人全員が良かった。ワールドカップを1年後に控えて、スコッド全体で戦っていかなければいけない」と話したブライアン・イーソンHCは、FW4名、BK2名の先発を入れ替えたが、チームの中軸のメンバーは変わらず、ベテランと若手のバランスの取れた編成を組んできた。
FWの第1列はPRアン・ヤングが控えに回り、リア・バートレットが1番に入り、HOラナ・スケルドン、3番がクリスティン・ベライルと、昨年日本代表と対戦した顔ぶれとなった。LOは、4番はフィアナ・マッキントッシュに替わってルイース・マクミラン、5番にはサラ・ボナーが入った。