「そこで撮るの!?」道路の真ん中、事故現場…65%の人が他人の「スマホ撮影」でモヤモヤしていた
データ保存先TOP3は、SDカード、icloud、Google Photo
スマホ撮影がカジュアルになったと同時に、保存量も莫大に。そこで気になる写真や画像の保存・管理方法についても聞いてみました。以下、保存・管理方法で当てはまるものをすべてを選んでもらうと、最も多かった回答は、「容量が足りなくなるほど写真を撮らない」で約2割。保存・管理法で多かったのは、SDカード、icloud、Google Photoを利用しているという意見でした。 ■スマホ撮影後の写真や画像管理方法■ 1位 容量が足りなくなるほど写真を撮らない(20.8%/104人) 2位 SDカードで保存(9.6%/48人) 3位 icloudで管理(9.4%/47人) 4位 Google Photoで管理(9.2%/46人) 5位 何もしない(7.6%/38人) 6位 写真を削除して対応(7.2%/36人) 7位 USBカードで保存(3.4%/17人) 8位 Amazon photoで管理(1.6%/8人) 9位 One Driveで管理(1.2%/6人) 10位 DropBoxで管理(0.2%/1人) こうしてみると、保存・管理法については、意見が分かれることが判明。スマホの容量にもよりますが、撮ったデータをそのままスマホ内に入れたままにしているという人も多いのかもしれません。ただしスマホだけに保存しておくと、スマホが壊れたときにデータを失う可能性があります。できれば他の保存方法と併用し、バックアップを取っておくといいでしょう。
65%が他人のスマホ撮影を見て「モヤモヤ」経験あり
では最後に、周りの人がスマホで撮影をしているのを見て「え?」とモヤモヤした場所やシーンがあるかを尋ねてみました。その結果、「ある」と答えた人は約65%。具体的には、「事故現場や危険な場所での撮影」「公共の場や混雑している場所での撮影」などをあげる人が多く、また「撮影に集中するばかりに、他の人に迷惑をかけている」とか「自分の映り込みが気になる」といった意見も多く見られました。他にもこんな意見が……。 ■スマホ撮影でモヤモヤした体験■ 「炎上商法を狙い他人に迷惑をかけて撮影しているインフルエンサーを見た時」(24歳女性/営業・販売) 「ご飯を写真だけ撮って、結局残している時」(27歳女性/営業・販売) 「子どもが危ない場所にいるのに動画を撮っているとき」(27歳女性/主婦) 「車が来ているのに道路の真ん中で写真を撮る人」(30歳男性/コンピュータ関連以外の技術職) 「ライブ会場で撮影禁止なのに、こっそり撮影している人を見つけた時」(40歳男性/その他) 「緊急事態でも撮影することを優先している」(43歳男性/営業・販売) 「外食時に“写真撮るから待って!”と言われて撮影されるとき。料理は熱々で食べたい派としては、すごいモヤモヤする!」(49歳女性/主婦) 「推しのアクリルスタンドやぬいぐるみと一緒に撮影しているのを見た時」(66歳女性/主婦) 「盗み撮りをしているのでは?との疑念が生じるときがある」(68歳男性/公務員)など ちなみに「勝手にSNSに自分が写った写真を載せられ、それを他の人から聞いて知った時」とか「スマホを持っていない私には写真をくれない」など、後から受けた「モヤモヤ」体験もあるようです。
スマホ撮影は、マナーを守り、周囲に細心の注意を払おう
手軽に思い出作りが楽しめるスマホ撮影。でも撮影の場所については、周囲の環境や状況を把握し、他人に迷惑をかけていないかを確認してから撮るのが最低限のマナーです。またSNSなど、公の場所で写真を投稿する場合は、必ず映り込んだ人に許可を求めるか、個人が特定できない画像処理をする必要があるでしょう。 SNSについては、人それぞれ価値観が異なるので、特に注意が必要です。たった1枚の写真がきっかけに人間関係が壊れたり、訴訟トラブルになる可能性もあります。手軽に撮影できる反面、いろいろなリスクが潜んでいるスマホでの撮影。細心の注意を払いながら楽しむ必要がありそうですね。
ちえ