子どものかかとは「ツルツル」、大人は「ガサガサ」なのはなぜ? かかとケアのポイントを医師が解説
正しいかかとの洗い方とは? 「かかとケア」のポイントを解説
「かかとケア」の仕方を、木下先生に教えてもらいます。まずは、お風呂での正しいかかとの洗い方から。木下先生によると、手でボディソープや石けんを泡立て、優しく指の間、かかとを洗うのが良いとのこと。 また、軽石などでゴシゴシこすりすぎるのはNG。ゴシゴシと摩擦すると、よりかかとの角質を分厚くしてしまう原因になってしまいます。タオルで拭くときも、ゴシゴシ拭かずに優しく拭き取ることがポイントです。 入浴後は、乾燥対策のクリームで保湿。ワセリンや尿素入りのクリームを塗るのがオススメです。ワセリンは主に油分を補い、皮膚内の水分蒸散を抑えます。尿素入りのクリームは、角質を柔らかくする作用があります。
片足分の足の裏にクリームを塗る分量は、手の人差し指の第1関節までが最適だそう。少し多いと感じるかもしれませんが、この分量を手でのばしてから塗り込むのが良いとのこと。木下先生は「シワの方向に沿ってのばすと広げやすいです」とアドバイス。クリームを付けた後は、靴下を履いて2~3時間保湿してください。 忙しい時は大変ですが、入浴後にスキンケアをする習慣を作るのが効果的。また、刺激から守るために、素足で靴を履かないことも心掛けてください! ぜひみなさんも、かかとケアの参考にしてみてはいかがでしょうか?