【バレー】圧倒的1位は洛南高の中上烈!【春高出場チームのキャプテンに聞いた「注目している選手は誰?」(男子編)】
新年1月5日(日)の春高開幕が迫ってきた。出場各チームはどんな戦いを見せてくれるのか、日ごと期待は増すばかりだ。 【表】各キャプテンたちの注目している理由などを掲載!男子アンケート集計結果 ところで、月刊バレーボールでは現在発売中の最新1月号の別冊付録「春の高校バレー出場選手名鑑」の制作に際してアンケートを実施。各チームのキャプテンに、「注目している選手は誰?」と尋ねてみた。いずれのチームも、頂点を目指して日々鍛錬を重ねてきたのに違いないが、それも“負けたくない”という存在あってのもの。刺激を受け、“さらに上を”と目標を高く持つことが、春高の舞台にたどり着く原動力にもなったはずだ。 まずは、男子の集計結果をお伝えしよう。圧倒的な得票数で1位となったのは、洛南高(京都)の中上烈だった。その理由を見ると、技術の高さや圧倒的なパワーに関するものが多く、“超高校級”“将来の日本代表”という評価や、チームを引っ張る強いキャプテンシーを挙げる回答も見られた。2028年のロサンゼルスオリンピックでは、日本代表の一人としてコートに立つかもしれないという期待も込めて、高校最後の舞台となる今回の春高での戦いぶりをしっかりと目に焼き付けておきたい。
2位となったのは、駿台学園高(東京)の川野琢磨だった。サイズがありながらすべてのプレーを高次元でこなすオールラウンダーぶりや、今年度ここまでインターハイと国スポの2冠を達成している駿台学園のエースとしての存在感が光っている。
3位は、駿台学園高の三宅綜大、そして福井工大附福井高(福井)の山本快が同じ得票数で分け合った。三宅は、当代№1である駿台学園高の司令塔として、多彩な攻撃陣を生かす巧みなトスワークが注目ポイントとして挙げられている。 また山本は、サウスポーの強みを生かした高い攻撃力や、しなやかなフォーム、オポジットでありながら守備もうまいというバランスのよさが高評価の要因となっているようだ。 ネットを挟んで実際に対戦経験があるからこそのコメントも多く、観戦の際にはぜひ参考にしてほしい。
月刊バレーボール