自民党 「政治資金規正法」改正など検討 3つのワーキンググループを設置
自民党の茂木幹事長は、政治資金規正法の改正などを検討するため3つのワーキンググループを新たに設置したことを明らかにしました。 茂木幹事長は役員会後の会見で、「政治刷新本部」のもとに ▽政治資金に関する法整備の検討 ▽党機能・ガバナンスの強化 ▽党則などの見直し の3つのワーキンググループを設置したことを明らかにしました。茂木幹事長は、「先月行った政治刷新本部の中間取りまとめに基づき、具体的な改革案や再発防止策について検討を進めていきたい」としています。 一方、党から党幹部らに支出される政策活動費について、野党側は使途を公開するよう求めていますが、茂木幹事長は「使途の公開は政治活動の自由とトレードオフの関係にある」とした上で、「政党に限らず(労働)組合の政治活動の収支なども全く公開されていない」と指摘しました。 自民党は、政策活動費の使途公開については慎重な立場で、労働組合の収支に触れることで野党側をけん制した形です。