【日本ハム】新庄監督に「7年後にメジャー」と予言されたドラ1・柴田獅子…メジャー志向は「強くある」
日本ハムの新入団8選手の「ウェルカムイベント」が8日にエスコンで行われ、約1200人のファンの前で新背番号などがお披露目された。ドラフト1位の柴田獅子(れお)投手(18)=福岡大大濠=は「31」に決定し、球団史に名を刻むことを決意。自身の地元・福岡のスター、新庄剛志監督(52)からは「皆さん、覚えといてください。7年後にメジャーリーグに行きます」と大活躍を予言された。 **** 伝説に名を残す。日本ハム・柴田が決意を込めた。「ダルビッシュ選手、大谷選手。ファイターズにはレジェンドがいる。僕も3人目として名前を刻めたら」とエスコンで巨大壁画になっている2人のような活躍を夢見た。 背番号31のユニホーム姿をファンに披露し、力強くマイクを握った。「地元・福岡県の大スター、新庄監督の下で野球をできるのがとても楽しみです」。お立ち台で指揮官が引退を電撃表明した06年4月18日に生まれたルーキーは、ボスの「運命感じますね」のコメントに頬を緩め「4番を打ちたい。投手なら先発でお願いします!」とアピールした。更に監督に「皆さん覚えといてください。柴田君は体をつくり、再来年レギュラー争いをする。で、7年後にメジャーリーグに行きます」と予言されると「高いレベルでやりたい。(メジャー志向は)強くある」と大志を口にした。 異例の登録名&背番号変更プランも浮上した。西鉄ライオンズファンの祖父が名付けた「獅子」の名。大渕GM補佐兼スカウト部長は「近い将来、背番号を変える活躍をした暁には、レオと改名するのもいいかも」と提案。柴田も「愛称で呼ばれたい。ファンに愛されたい意味でもレオで」とし「漢字だと読めない人もいるのでローマ字のLEOで」とかつてSHINJOの名でファンを魅了した指揮官ばりのプレーを思い描いた。 恵まれた体格から最速149キロを投じる右腕は、高校通算19発の逸材。ダル、大谷が背負った11番への変更も夢見て「いずれは番号も小さくしていきたい」。伝説上の生き物である獅子のように、北の大地でレジェンドプレーヤーを目指す。(堀内 啓太) 2位・藤田琉生(198センチ左腕は、令和のシンデレラボーイと紹介され)「輝いていけるように。ファイターズで名前を刻める選手になりたい」 3位・浅利太門(明大同期で楽天ドラ1・宗山との対決を熱望)「宗山とエスコンで勝負したい。新庄監督の著書『スリルライフ』も読みました」 育成1位・川勝空人(四国の怪物という異名を持つ153キロ右腕)「野球だけしてきたので漫画も読んだことがない。字を読むのも嫌い。野球選手が天職」 育成2位・渋谷純希(新人唯一の道産子は大のF党)「小学5年の頃に、大谷翔平選手が地元の帯広の森球場で場外ホームランを打ったのを生で見た。指名されて本当にうれしい」
報知新聞社