「イプシロンS」ロケット試験で異常燃焼、人的被害なし-JAXA
(ブルームバーグ): 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、開発している小型固体燃料ロケット「イプシロンS」の第2段モーターを地上で燃焼させる試験で、異常燃焼が起きたと発表した。
試験は鹿児島県の種子島宇宙センターで行った。午前8時半に点火し、約49秒後に異常燃焼が起きた。人的被害、第三者物的被害はなく、原因は不明。今後の対策やスケジュールのめどは現時点では未定としている。
イプシロンSの開発などで協定を締結しているIHIエアロスペースの親会社、IHIの株価は午前の取引で一時前日比7.1%安の7726円と9月4日以来の日中下落率となった。午後1時35分現在は同4.7%安。
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Junko Hayashi