【山口】県が医療受給者証を誤送付
山口朝日放送
県は、医療費の助成を受けるために必要となる受給者証を送付する際にミスがあり、1人の個人情報が流出したと発表しました。 県によりますと、誤送付があったのは「先天性血液凝固因子障害」という病気の人が医療費の助成を受けるために必要な受給者証です。 県は5月、申請者2人に対して受給者証を送付しましたが、その際に2人の受給者証を取り違えて封筒に入れるミスをしていました。 このうち1人が20日、医療機関を受診した際に誤りに気づいたということです。 受給者証には、住所や氏名のほか病気などの個人情報が記載されています。 ただ、もう1人は封筒を開けていなかったため、個人情報の流出は1人分にとどまったということです。 ミスの原因について、県は普段は複数の職員で確認しながら行っている封筒に入れる作業を1人で行ったためと説明しています。