【PS Daysレポート】大径ホイールや派手なエキゾーストなど露骨で過激である必要はない 控えめなチューニングの6台
メルセデス Sクラス クーペ
ドイツでの販売が終了した2台目は、「メルセデス Sクラス クーペ」だ。高級2ドアのAMGバージョンは特に高価だったが、人気も高かった。そして、「AMG S65クーペ」では、「控えめ」という言葉は実際にはそぐわないだろうが、ベンツへの改造は非常に限られている。
このモデルでは、グリル、エアインテーク、ウィンドスクリーンのフレームなど、すべてのクロームエレメントが標準装備されている。オーナーはまた、マルチスポーク風の22インチの大型クロームホイールも合わせて装着した。目立ちすぎることなく、このクルマに完璧にマッチしている。「エメラルドグリーン」の塗装と相まって、このスポーツカーはとても上品に見える。 ローダウンもされているが、これは最も有利な措置と考えられる。というのも、標準のエアサスペンションは、車高を決めるセンサーに必要なカップリングロッドを交換することで、簡単にだますことができるからだ。クルマは車高が高すぎると思い、エアサスペンションが調整して車高を下げる。なかなか賢い。
トヨタ GR86
この日本車はあまり変更されていないが、変更する必要がない場合もある。ブロンズカラーの18インチMotec製ホイールは、ブラック化されたロゴやMiltek製エキゾーストシステムなどのディテールとともに、シリーズとは一線を画している。車高はH&Rのサスペンションスプリングをショート化することでローダウンしている。
アウディA6アバント
ドイツで最も売れているエステートカーのひとつが「アウディA6アバント」だ。このモデルには印象的なブルーカラーが採用されているが、「C5」世代のエステートはコンバージョンに関してはかなり控えめだ。
例えば、オーバーフェンダーがある。印象的?このクルマを知っている人ならそう思うだろうが、ロケットバニーやリバティーウォークといったサプライヤーは苦笑いするしかない。また、「A6 C7」のホイールセットを強く彷彿とさせる20インチホイールと、少し大きめの2本のテールパイプもある。インテリアにいくつかのスクリーンを追加すれば、控えめなチューンナップ「A6」の完成だ。