倉本聰氏、大物女優の贈り物で苦い思い出「カラスミ」痛恨読み違えありつけず「不機嫌なまんま」
脚本家の倉本聰氏(89)が14日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)にゲスト出演。大物女優からの贈り物について明かした。 倉本氏は、人生で最高においしかった物に「カラスミ」を上げ、「“カラスミ”に苦い思い出がある」と、09年に62歳で亡くなった女優大原麗子さんが“カラスミ”を送ってくれた時のエピソードを語った。 大原さんからキリの箱に入った“カラスミ”が届いたが、倉本氏は、連続ドラマの脚本に取りかかると、仕事が終わるまで好物を冷蔵庫に入れて食べないことにしているという習慣を説明。全部書き終え「よし、今日“カラスミ”食おう」としたら、「かみさんが箱を半分開けぼうぜんとしてとしていて」と回想。「中にせっけんが三つ入っていた」と明かした。 箱には「カラスミ」ではなく「アラミス」と、書かれていて読み違えたと説明。朝から「カラスミの口」になっていたが、在住の富良野では売っておらず、その時は「不機嫌なまんま」だったと振り返った。