マイナス金利解除の株式市場への影響は"軽微"とみるワケ
1月の金融政策決定会合で、日銀は現行金融政策の維持を決定、マイナス金利解除は先送りとなった(写真:ブルームバーグ)
1月23日の金融政策決定会合で、日本銀行は現行金融政策の維持を決めた。私自身は昨年12月時点で1月にもマイナス金利が解除されるのではないかと予想していたが、今回は先送りとなった(もっとも、今年に入って以降、市場では1月解除の予想が急速に後退したため、今回の決定はほぼ市場予想通りではあった)。 日銀がかねて注目していた今年の春闘が前年以上の賃上げ率となることが有力視される状況の中で、政策変更が先送りされた理由は何であろうか。
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田渕 直也