史上初のホープフルS父仔制覇へ 京都2歳Sで3着のサートゥルナーリア産駒が参戦
サートゥルナーリア産駒のクラウディアイ(牡2、栗東・橋口慎介厩舎)が、ホープフルステークス(2歳牡牝・GI・芝2000m)で史上初の父仔制覇を狙う。 【写真】クラウディアイこれまでの軌跡 クラウディアイは父サートゥルナーリア、母モンクール、母の父ディープインパクトの血統。半姉のロフティフレーズはJRAで4勝を挙げたオープン馬。曾祖母の半兄のマルゼンスキーは76年の朝日杯3歳Sなど8戦8勝。種牡馬としても大成功した歴史的名馬だ。 ここまで2戦1勝。8月中京の新馬(芝2000m)でデビュー。好位の内で脚をためると、直線で後続を突き放して1馬身3/4差の完勝だった。続く京都2歳Sはエリキング、ジョバンニに完敗の3着。とはいえ、後方で折り合い、直線では馬群の中からしっかりと脚を使えていた。この馬なりに成長を示す一戦だったことは間違いない。 今回はかつてない強敵相手となるが、好勝負できる力はあるはずだ。父のサートゥルナーリアは18年のこのレースの覇者。史上初の父仔制覇を果たし、来春に弾みをつけたい。